この記事は元プロキックボクサーでランキング1位になった僕がやってた練習方法と考え方について書きました。
良かったら読んでみて下さい。
基本トレーニング
キックボクシングジムによって練習方法や指導内容は違うと思いますが
基本の
- シャドーボクシング
- サンドバック打ち
- ミット打ち
これらはどのジムでもやると思います。なのでこれらのトレーニング方法と考え方について語っていこうと思います。
もし、「この方法いいな」「俺もこの方法やってみよう」などと思って貰えたら嬉しいです。
シャドーボクシング
あなたはシャドーボクシングをする時どんな事を注意、意識してますか?
もし、ただパンチやキックを出してるだけならちょと意識を変えてみましょう。
シャドーボクシングはウォーミングアップの為にやるのがほとんどだと思いますが、シャドーボクシングの1番の目的は「自分のフォームの確認」だと思います。
なので、鏡を見ながら自分のフォームをみて自分が思ってる通りパンチが打ててるか?キックが打ててるか?構えは?などチェックする事が大事です。
僕が特にやったのは「ストレート」の練習です。鏡に向かってスローモーションの様にゆっくり動かして自分の動きを見ます。そして、少しずつ早くしていき、それでもフォームが乱れてないか確認します。
いかにコンパクトで、足からのエネルギーを拳まで伝えることができてるかを意識してました。
その他に、フットワークの練習、コンビネーションの練習などがあると思いますが、フォームを意識してやりましょう。
シャドーボクシングで出来ない動きは試合でも出来ないと思います。
フォームについての記事も書いてますので良かったら読んでみて下さい↓↓↓
自分の体を自在に動かす方法!これでパフォーマンスは一気に良くなる
サンドバック打ち
サンドバック打ちはシャドーボクシングでやった事の実戦みたいな感じでやるといいと思います。それと、パワーアップとスタミナ練習にも使えます。
1発1発思いっきり打つ事によって強く打つ為の体の使い方がわかってきます。勿論、正しいフォームでやって下さい。
それに、連打の練習、コンビネーションの練習をすればスタミナアップにもなります。
パンチ、キックのトレーニング方法の記事もありますので良かったら読んでみて下さい↓↓↓
パンチ力を上げる筋トレ・練習方法[元キックボクサーによる経験]
シャドーボクシングはフォームが綺麗なのにサンドバックになるとフォームが乱れる人がいます。その人は多分何も考えずただ殴ってるだけだと思います。それだと体力はつきますが強くはならないですね。
僕が特に意識してた事は、パンチからの蹴りのコンビネーションもしくは、蹴りからのパンチのコンビネーションです。それに攻撃の強弱です。
上下で攻撃を散らす事によって攻撃が当たりやすくなります。そして、攻撃を全部100%の力で打ってたら体力はもたないです。なので強弱をつける事によって体力の節約にもなるし、攻撃が当たりやすくなりす。
ミット打ち
ミット打ちはコンビネーションの練習にかなり向いてます。持ち手に自分が練習したいコンビネーションを伝えてフォームが正しいか見てもらったり、フットワークを使いながら打つ練習したりなど、実戦に近い練習ができます。
この時もただ見てもらうだけじゃなく、自分でもシャドーボクシングの様に注意点を意識してやりましょう。
コンビネーションを打つ時は強弱をつけると相手に当たりやすくなりますし、スタミナの温存にもなります。
それにフェイントやカウンターの練習もできるのがミット打ちです。持ち手指示に従うだけじゃなく自分でもやりたい事を伝えるのは大事です。
練習した事が自然と試合でもできるようになります。
ジムトレーニングの流れ
その日や試合前によっても違いますが、基本はだいたい同じなので紹介します。
・シャドーボクシング……3R〜6R
・サンドバック……5R〜10R
・ミット……………5R〜10R
・首相撲……………3R〜5R
・マススパー、スパーリング 5R〜10R
・筋トレ
他にも違うトレーニングを入れたり、ラウンド数を変えたりして約2時間この様なトレーニングをやってました。
まとめ
ただトレーナーの言う通りにやるだけでなく、自分でも何処を意識したらいいか考えて、そして自分の長所を伸ばす練習をするといいかもしれません。長所で短所を補うくらい自分の武器にすると強くなると思います。
短所を克服しようと練習してもやはり短所なので時間がかかってしまいます。
僕はパンチの打ち合いが短所なんですが、克服しようとしましたがなかなか難しかったですw
もしあなたの参考になったら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。