蹴りの使い分け・強い蹴りの打ち方【元プロキックボクサーの教え】

ムエタイキッズ トレーニング
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僕は6年間プロキックボクサーとして活動してきました。そしてランキング1位になりました。そんな僕が実践した蹴りのトレーニングやコツなどをお伝えしていこうと思います。

強い蹴りを打つには

強い蹴りを打つには体重移動と体幹の回旋を使い足をムチの様に使い対象物に当てます。

ムエタイ選手が体は細いのに蹴りが強いのは体重移動と体幹の回旋を使って足をムチの様に使い上手く足にエネルギーをもっていけると強い蹴りが打てます。

蹴りの種類・使い分け

ムエタイキッズ

蹴りの種類は大きく分けて5種類あります。

それぞれ解説していきます。

ローキック

相手の太ももを狙います。

これはジャブの代わりに使えて相手を懐に入れないようにする効果があります。また、足にダメージを与えて動きを鈍らせます。

相手がフットワークが軽くて動き回る場合効果的です。

しかしカット(防御)されるとこちらもスネが痛いですw

ミドルキック

相手のお腹や腕を狙います。

これも相手が中に入ろうとした瞬間に蹴ると効果的です。あと、相手の腕を狙うとガードが下がるのでパンチが当てやすくなります。

しかし蹴った時に足を持たれて倒される可能性があります。

ハイキック

相手の顔面を狙います。

これが当たれば大ダメージやKOが狙える技ですが動きが大きいのでなかなか当てるのが難しいです。

なので、フェイントが大事になります。体の傾け方やパンチとの組み合わせ、出すタイミングがかなり重要です。

膝蹴り

相手のお腹、顔面を狙います。

これは相手の懐に入らないといけないので、リスクが大きいです。しかし、攻撃力は高いので当たれば大ダメージを与える事ができます。

これは首相撲や一気に間合いを詰めた時、カウンターで使うと効果的です

前蹴り

相手のお腹を狙います。

この技は基本的にカウンターで使うと効果的です。

相手が間合いに入ろうとした時やロープ際まで追い詰めたい時、自分の間合いで戦いたい時に有効です。

リーチが長い人は積極的に使った方が良いと思います。

下半身の筋トレ

スクワット

強い蹴りを打つには基礎体力も必要です。なのでしっかり筋力アップしましょう。

これから3種類の筋トレの種類と方法を紹介します。

スクワット

太ももの筋肉、お尻の筋肉を鍛えます

バーベルを担いでやると体幹も鍛えられるのでおススメです。

1:肩幅よりやや広めで立ちます
2:つま先はやや外側に向けて下さい
3:背筋は伸ばしたまま膝を曲げます※つま.   先より膝が出ないように注意
4:太ももが床と平行になったら元に戻ります

カーフレイズ

ふくらはぎの筋肉を鍛えます

つま先より踵が下に下がるようにすると効果的です。

1:肩幅でまっすぐ立ちます
2:つま先立ちする様に踵を持ち上げます
3:限界まで上げたら戻します

ジャンピングスクワット

太もも、お尻、心肺機能を鍛えます

やり方はほぼ普通のスクワットと同じです。しかし重りを持たないでやりましょう。

キック力をつけるには下半身と上半身の連動の力も必要になります。それをジャンピングスクワットで補いましょう。

腕の振りも使って出来るだけ高くジャンプこれだけです。

注意点や、やり方は上で書いた「スクワット」と同じです。

サンドバックやミットの打ち込み

ムエタイ女子

筋トレだけでは強い蹴りは打てないのでサンドバックやミットを蹴りましょう。

これもひたすら思いっきり蹴って下さい!!

しかしフォームは崩さないように注意!

正しいフォームで蹴ることで無駄な体力を使わなくて済みます。それに早い蹴りが打てるようになります。

ミットを持ってもらう時に動きを見てもらって指導してもらいましょう

正しい蹴りのフォーム

蹴りの種類によって蹴り方は変わってくのですが今回はミドルキックの蹴り方を紹介します。

ポイントだけ紹介します。

・軸足はしっかり回してつま先が後ろを向くようにします※踵は上げたまま
・上体は傾け過ぎないように
・膝と腰を連動させる
・膝を腰の位置まで上げてから膝を伸ばす
・足の付け根からつま先はムチの様なイメージ
・腕は足の進行方向と反対に振る

まとめ

夕焼けキック

蹴りは足だけの力だけでは強く蹴れません

全身を使って正しいフォームで蹴ることで無駄な動きがなく強い蹴りが打てるようになりスピードも上がるので相手にちゃんとヒットする様になります。

その為には反復練習が必要になります。何回も自分の動作を観察して無駄の無い動きにしましょう!

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