この記事は if文と switch文について解説します。
言語はJavaです。プログラミングを学び始めた初心者向けに解説します。
if文とは
条件が必要な時に使う文法です。
例えば、「もしも〜ならば〜する、そうでなければ〜する」という時です。
if文のコードは次のようになります。
条件か成り立った時の処理
} else {
if文が成り立たなかった時の処理
}
if(条件式)で、「もしも〜ならば」を表し、その処理が成り立った時「〜する」となり、if(条件式)が成り立たなかった時に「そうでなければ〜する」となります。なのでif文の「処理」は、どちらか1つだけになります。
条件式の書き方、if(3 == 5) というように書きます。これの意味は、「もし3と5がおなじならば」となります。比較したいものを並べてその間に特殊な記号を使います。
条件式の中で使われる特殊な記号は次の8個になります。
- 3 == 5 ••••• 3と5どちらも同じならば
- 3 != 5 •••••• 3が5ではないなら
- 3 >= 5 •••••• 3が5以上なら(5も含みます)
- 3 <= 5 ••••• 3が5以下なら(5も含みます)
- 3 > 5 •••••• 3が5より大きいなら(5は含みません)
- 3 < 5 •••••• 3が5より小さいなら(5は含みません)
- 3 < 10 && 10 > 5 ••• 3が10より小さい かつ 10が5より大きいなら
- 3 < 10 || 10 > 5 ••••• 3が10より小さい または 10が5より大きいなら
※捕捉
&&は、どちらの条件も一致した場合に処理に移ります
||は、どちらか一方が合っていたら処理に移ります
【コードの書き方例】
n に 5を代入したとします。
System.out.println(“こんにちは”);
} else {
System.out.println(こんばんは);
}
これは「こんにちは」と「こんばんは」どっちが出力されると思いますか?
nには5が代入されています。なので条件式は、5が10より大きいならとなります。
なので、この条件式はelseになるので、 「こんばんは」と出力されます。
switch文とは
こちらもif文と同じように条件がある時に使う文法になります。
例えば、「〜なら〜する、それ以外は〜する」というようになります。if文とほとんど変わりません。しかし、if文は二分岐、switch文は多分岐に向いてると言われています。
Switch文の構造
case 式の答え:
処理1
break;
case 式の答え:
処理2
break;
default:
処理3
break;
}
switch (式)の式にはユーザー側で入力された値がなどが入ります。そして、case1、2、default のどれかと一致したらその処理がされます。
処理がされたらbreakでswitch文から抜けます。このbreakをかかないとその下にある処理までされてしまうので注意が必要です。
caseは幾つでも書くことができますが、defaultは1つしか書くことができません。
defaultはcaseの条件と一致しなかった時に処理されるものです。
switch 文は式の値によって処理を選ぶ構文です。なので、1つのswitch 文の中には同じ式の答えを持つcaseを書いてはいけません。
【コードの書き方例】
switch(n){
case 40:
System.out.println(“こんにちは”);
break;
case 50:
System.out.println(“こんばんは”);
break;
default:
System.out.println(“どちらでもない”);
break;
}
このプログラムの結果は「こんばんは」と処理されます。
また、caseにはString型やchar型などを記述する事も出来ます。例えば以下の様になります。
switch(n){
case “お昼”:
System.out.println(“こんにちは”);
break;
case “夜”:
System.out.println(“こんばんは”);
break;
default:
System.out.println(“どちらでもない”);
break;
}
reader.readLine();の値が「朝」の場合どの処理がされるかわかりますか?
reader.readLine();が分からない方は【readLineメソッド】初心者でも理解できるJavaプログラミングをご覧下さい。
答えは「どちらでもない」が処理されます。
いかがでしょうか?if文とswitch文について理解できましたでしょうか?
あなたの勉強に少しでも役立てたら光栄です。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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